世界市場で勝ち残りをめざすとは [お仕事関連/医療関連]
社名は「サントリーキリン」?
これは飲料事業での話です.
医薬品事業ではキリンさんは麒麟麦酒の時代からキリンファーマを経て,
同業の協和発酵さんと合併し,協和発酵キリン(以下,KK社)に社名を変更しています.
G-CSF製剤ではキリンさんの「グラン」と協和発酵さんの「ノイアップ」の
2つのがKK社のラインナップになりました.
G-CSF製剤では他に中外さんも「ノイトロジン」を販売していますので,
現行は2社で市場独占されています.
KK社はコマーシャル的に非効率的であると判断や,
市場の独占,公取委の競争性の指摘,
(これに関しては素人なのでよく分かりません)
様々な検討の結果から「ノイアップ」をY社に移譲するようです.
そして,話は変わりますが,G-CSF製剤で動きがあるようです.
富士製薬工業と持田製薬はG-CSF製剤のバイオ後続品について,国内での共同開発契約を締結したとニュースがあります.
「後続品」とは?・・・
「後発品」とは違うのでしょうか?
また,G-CSF製剤は現在,自己注が認められていませんが,
インスリンのように自己注が可能になれば
患者さんの来院頻度が減って負担軽減になりますし,
こうした働きかけを直接的,間接的にしてもらえると,ありがたいと思います.
いずれにしても魅力的な役に立つ医薬品を供給して頂くことが
世界市場で勝ち残っていくでしょうし,そうあらねばなりません.
医薬品事業では何よりも患者さんのためということが大事だと思います.
2010-02-06 18:30
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