処方せんの記載様式って

病院や診療所ごとにルールが違う飲み薬の処方箋（せん）の書き方が統一される？？？
えっ？書き方って統一されてませんでしたっけ？
いまさらそんなことになっているなんて．
・・・・・
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OOO錠　　　　3T 3xn　28TD
XXXカプセル　1カプセル 1x vds 7TD
<以下，余白>

内服薬の場合，
・商品名（成分名）
・1日量（1日または頓服の場合は1回量）
・回数
・服用時点（毎食後とか寝る前，または頓服の場合は疼痛時とか）
・日数
を書くものとばかり思っていましたし，学校でもそう習ったはず．

今更という気もしますが，好き勝手やったら大変なことでしょうしね．
「俺流」なんてのはもってのほかですね．

電子カルテやオーダーエントリシステムが入っている病院さんでは
すっきり明確になっていると思われますが，
以前の診療録・紙カルテの時代は自分の勤務する病院でも？？？な記載が多かったですね．

医者の入力と紙カルテの記載が一致しないとういことも多々．．．．．
先生の頭の中では一致していてもこれだと間違いのもと．

今後この提言が出たことでオーダーエントリシステム改修やなんかで時間や手間がかかりますね．
そして処方を書く（入力する）医師と処方せんを受ける薬剤師の認識までに時間がかかりそうですが，
医療安全上もいいことなのでしょう．

医療評価機構なんかも関与してくるんでしょうが，
提言が腰砕けにならないことを願います．

世界市場で勝ち残りをめざすとは

社名は「サントリーキリン」？
これは飲料事業での話です．

医薬品事業ではキリンさんは麒麟麦酒の時代からキリンファーマを経て，
同業の協和発酵さんと合併し，協和発酵キリン（以下，KK社）に社名を変更しています．

G-CSF製剤ではキリンさんの「グラン」と協和発酵さんの「ノイアップ」の
２つのがKK社のラインナップになりました．
G-CSF製剤では他に中外さんも「ノイトロジン」を販売していますので，
現行は２社で市場独占されています．

KK社はコマーシャル的に非効率的であると判断や，
市場の独占，公取委の競争性の指摘，
（これに関しては素人なのでよく分かりません）
様々な検討の結果から「ノイアップ」をY社に移譲するようです．

そして，話は変わりますが，G-CSF製剤で動きがあるようです．
富士製薬工業と持田製薬はG-CSF製剤のバイオ後続品について,国内での共同開発契約を締結したとニュースがあります．

「後続品」とは？・・・
「後発品」とは違うのでしょうか？


また，G-CSF製剤は現在，自己注が認められていませんが，
インスリンのように自己注が可能になれば
患者さんの来院頻度が減って負担軽減になりますし，
こうした働きかけを直接的，間接的にしてもらえると，ありがたいと思います．

いずれにしても魅力的な役に立つ医薬品を供給して頂くことが
世界市場で勝ち残っていくでしょうし，そうあらねばなりません．

医薬品事業では何よりも患者さんのためということが大事だと思います．

抗インフルエンザ治療薬

近年ほぼタミフル（中外さん）独占（GSKのリレンザもありますが）だった抗インフルエンザ治療薬．

にわかに活気づいていますね．
塩野義さんのラピアクタはバイアルとバッグ製剤があるようですが，
バッグが簡便でいいかも，と思ったりもしています．

今回承認申請を行った第一三共さんの「CS-8958」は吸入薬だとか．
使用も1回吸入で他剤と比較してなお簡便．
そして予防薬としての臨床試験も実施中で追加申請の予定だとか．．．

選択の幅が広がることは朗報です．

ところで，新型対策で各医療機関に大量に備蓄在庫している
タミフル，リレンザは今？

ジェムシタビン 再発・進行乳がんへの適応拡大

再発・進行乳がんへの適応拡大へ．

どのラインに入ってくるのか？，
現在の日本の乳癌GLでは一次治療としてはアンスラサイクリンとタキサンだったと思いますが．

いずれにしても患者さんには選択肢が広がりました．

癌研有明病院最新化学療法レジメン 乳癌

• 作者:
• 出版社/メーカー: メジカルビュー社
• 発売日: 2006/10
• メディア: 単行本

薬物療法〈2007年版〉 (科学的根拠に基づく乳癌診療ガイドライン)

• 作者:
• 出版社/メーカー: 金原出版
• 発売日: 2007/06/29
• メディア: 単行本

フェンタニル経皮吸収型製剤が「慢性疼痛」に係る効能効果を承認

デュロテップMTパッチが平成22年1月20日付きで
「慢性疼痛」に係る効能効果を承認されたようです．

適正使用の面からしばりがあるようで，
まだ処方自体は出ていないようですが，
一手間追加になるようです．

とはいえ，「慢性疼痛」の患者さんには
選択肢がひとつ増えた事になりますので，
よいことと思います．

「おとうと」と薬剤師

主演の吉永さんの役どころは保険薬局の薬剤師さんだとか，・・・・・
薬剤師会のニュースでもご紹介されていました．

ところで病院で働く薬剤師（病院薬剤師）がモチーフの映画ってありますかね？
そういう作品がリリースされれば，見てみたい気もします．

なぜここで，保険薬局で働く薬剤師と病院薬剤師を分けたかというと，
（ご存じの方もいらっしゃるでしょうが）
薬剤師の世界は日本薬剤師会（日薬）と日本病院薬剤師会（日病薬）の
２つの職能団体が存在します．
他の医療者ではあまりないことでしょう．
医師．歯科医師，看護師もひとつだと思います．
一般の方には，そんなことどうでも良いじゃんと思われるかもしれません．
また日々実際に仕事をしていく上で，困ることはそんなにありません．

お偉いさん方は勿論２つに入会していて，
上層部では両者はつながっていますが，
一般の大部分のかたはどちらか一方ですね．
私もひとつです．

この２つの団体は意見交換や互いの立場を理解，そして主張しているので，
ケンカをしているとか言う状態ではありませんが，
歴史的にお互いの立場の違いから病院薬剤師グループが独立していった経緯があるようです．

この２つの団体の存在が，
同じ薬剤師でありながら，保険薬局と病院薬剤部門の垣根を作っているように思えてならない訳で，
ひいては薬剤師や薬剤師の職能が社会に十分認知されない理由かとも思ったりします．
言い過ぎでしょうか・・・・
あくまでもいち個人の見解です．

それぞれの立場で一生懸命やっているのですが．．．．．

さてさて映画「おとうと」と全くかけ離れた内容になってしまいましたが，
薬剤師ネタです．


▼劇場で見逃してしまったので，買おうと思っています．

マイケル・ジャクソン THIS IS IT デラックス・コレクターズ・エディション（2枚組） [DVD]

• 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
• メディア: DVD

こちらも出ていたのですね．
今更ながらに気づきました（汗）

頭頸部癌診療ガイドライン 2009年版 (2009)

• 作者:
• 出版社/メーカー: 金原出版
• 発売日: 2009/03/10
• メディア: 単行本

ニュース拾い読み．．．

診断に欠かすことの出来ないCTですが，
こんな事もあるのですね．興味深いニュースです．
勉強がてらPubMedで参照してみましょう．

とあるセッションにて

朝，千歳烏山を7時にのってパシフィコについたのが8時すぎ．
眠いなか，やっとの思いでたどり着いたのですが，




会場は既に満員状態．
150席程度のところに
300人弱はいらしていたのはないでしょうか？

結局立ち見でした．
みなさん本当にご熱心です．



終了後展示ブースでひといき入れました．





まだまだ続きます．．．．．

今日は飲んで帰ります

学会では他施設の先生方との情報交換は大きな楽しみのひとつ．

たまにしかあえない先生方やはじめてお会いする先生方と
日々の仕事の事など諸々をお話して楽しく時間が過ぎていきます．

気づけばもう終電間際！

明日も早いし，朝が少し心配になってきました．

出すか出さないか．．．．

かなり煮詰まっています，頭の中．
来週締切のお仕事なのですが，
これが結構自分にしては手強いんです．
英文抄録も必要だし，云々．．．

やるか，やめるか．．．

やめて後悔したくないし，
かといって不十分なものを出すのも恥ずべきですし．

・・・・・・・
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ステップアップのために，もう少し頑張ってみます．．．．うーん．